WOWOW初のハリウッド共同制作ドラマシリーズ「TOKYO VICE」の完成披露試写会イベントが4月5日、東京都内で行われ、米俳優アンセル・エルゴートさんらが出席した。イベントには俳優の伊藤英明さんもサプライズゲストとして登場した。
本作は、日本の全国新聞初の外国人記者として、東京のアンダーグラウンドを駆け巡った、ジェイク・エーデルスタインさんの著書「トウキョウ・バイス アメリカ人記者の警察回り体験記」を基にしたフィクションドラマ。日本の大手新聞社に就職した米国人記者が、警察担当として、東京の裏社会に接しながらスキャンダルをつかんでいく姿を描く。
WOWOWがハリウッドとタッグを組んでドラマを制作するのは初めて。「ヒート」(1995年)、「コラテラル」(2004年)などのマイケル・マン監督がエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、第1話の監督も手掛ける。全8話。
主人公のジェイクを、スティーブン・スピルバーグ監督の映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(2021年)で主演に抜てきされたエルゴートさんが演じる。渡辺謙さんが敏腕刑事・片桐、菊地凛子さんがジェイクの先輩記者・丸山詠美、伊藤さんが自らの立場を利用して暗躍する刑事・宮本、笠松将さんがヤクザ組織「千原会」の一員・佐藤、山下智久さんが人気ナンバーワンのカリスマホスト・アキラにそれぞれ扮(ふん)する。
4月7日からWOWOWオンデマンドで第1話が配信、4月24日からWOWOWで独占放送。