映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「2020年 エランドール賞」の授賞式が2月6日、東京都内で行われ、映画「蜜蜂と遠雷」の石黒裕亮さんがプロデューサー奨励賞を受賞。同作で主演を務めた松岡茉優さんが祝福に駆けつけた。松岡さんは純白のワンピース姿で、会場からは「可愛い」の声が飛んだ。
松岡さん自身も昨年エランドール賞新人賞を受賞。「飛躍した年になった」といい、「石黒さんが受賞してうれしいです」と自分のことのように喜んだ。
映画は「ピアノの音のせめぎ合いがすごかった」と印象を語ると、「4月に(映画の)DVDとブルーレイが発売されるので、購入していただけたら、いつでも素晴らしいクラシックが聴けるので、お願いします」とPRも忘れなかった。
エランドール賞の新人賞はスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画やテレビを背負って立つことが期待される俳優に贈られる賞。今年は新人賞に神木隆之介さん、安藤サクラさん、横浜流星さん、清原果耶さん、吉沢亮さん、橋本環奈さんが選ばれた。
また、特別賞は映画「新聞記者」の製作チームが受賞。プロデューサー賞は映画「翔んで埼玉」の若松央樹さんと古郡真也さん、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の清水拓哉さん、家冨未央さん、大越大士さん、プロデューサー奨励賞は映画「蜜蜂と遠雷」の石黒さん、連続ドラマ「凪のお暇」(TBS系)の中井芳彦さんが受賞した。