元AKB48で女優の大島優子さんが11月2日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された映画「紙の月」(吉田大八監督、15日公開)の試写会に登場した。小悪魔風な銀行の窓口係を演じた大島さんは、セクシーなシースルードレス姿で登場した。
第27回東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞の2冠に輝いてから初の公の場とあって、試写会に先駆けて行われたレッドカーペットセレモニーでは、映画にちなんでお札の紙吹雪が舞う中、監督・キャストがフォーマルな装いで勢ぞろいし、受賞を喜び合った。
「紙の月」は、直木賞作家・角田光代さんの小説が原作。夫と2人暮らしの平凡な主婦・梨花(宮沢りえさん)が、大学生の光太(池松壮亮さん)と不倫関係になり、契約社員として働く銀行の顧客の金に手を出してしまい、横領が次第にエスカレートしていく……というストーリー。大島さんは銀行の窓口係の相川恵子役として出演している。