俳優の高良健吾さんが2月14日、東京都内で行われた映画「悼む人」（堤幸彦監督）の公開初日舞台あいさつに登場。サプライズで共演の石田ゆり子さん、井浦新さん、貫地谷しほりさん、椎名桔平さん、大竹しのぶさんからバレンタインチョコをプレゼントされると、初めはキョトンとしていた高良さんの顔に笑顔が広がり「嬉しいっすね、サプライズっていいですね、これドッキリって言うんですか」と初ドッキリに感激の様子。驚きのあまり固まってしまった自分を「下手なリアクションで最悪」と反省しつつも、石田さんから贈られた桜の花びらの形をしたチョコにかじり付くと「僕は愛されているし、悼む人を愛しているし、感謝しています」と幸せをかみしめていた。

　舞台あいさつには、共演の石田ゆり子さん、井浦新さん、貫地谷しほりさん、椎名桔平さん、大竹しのぶさん、堤監督も登場した。

　映画は、作家の天童荒太さんが7年の歳月を費やして書き上げ、2008年に第140回直木賞を受賞した小説をもとに、堤監督が2012年の舞台化に続いて映画化を実現。不慮の死を遂げた人々を悼むために、全国放浪の旅をする坂築静人と彼をめぐる人々が織り成す人間模様を描いた「生」と「死」と「愛」の物語。