俳優の林遣都さんと女優の小松菜奈さんのダブル主演映画「恋する寄生虫」(柿本ケンサク監督、11月12日公開)で、林さんと小松さん扮(ふん)する主人公2人のデートシーンが11月11日、公開された。
極度の潔癖症を抱える青年・高坂(林さん)と視線恐怖症の女子高生・佐薙(小松さん)という、“普通”に憧れているのに孤独に生きるしかない2人が恐怖症を克服するべく、外でデートに挑戦するシーン。リハビリと称して苦手なことに懸命にチャレンジする姿が可愛らしい映像となっている。
作家・三秋縋さんの小説を原案とした映画で、心の痛みを抱えた孤独な若者の切ない恋愛を描く。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に過ごす青年・高坂は、視線恐怖症で不登校の少女・佐薙の面倒を見ることに。露悪的な態度をとる佐薙にうんざりしていた高坂だが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。クリスマスに手をつないで歩くことを目標にリハビリを始めた2人はやがてひかれ合い、初めての恋に落ちていくが……というストーリー。林さんと小松さんは本作で初共演。