俳優の高橋文哉さんが12月10日、主演を務める特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」の新作映画「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」(杉原輝昭監督、12月18日公開)の完成報告会に登壇。「絶対に皆さんに楽しんでいただけると、自身を持って話せる作品になりました。今作で僕らは一度、最終回を迎えることになります。皆さま最後までゼロワンを見守ってください。最後までゼロワンを愛していただけたら幸せに思います」と語った。
映画は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初予定していた7月23日の公開から延期していた。高橋さんは「大変お待たせしてしまい申し訳ないという気持ちが強くて、お待たせしてしまった分、すばらしい作品ができたと思っていますので、それはお楽しみにしていただいていいのかなと思います」とアピール。
杉原監督も「作品自体飛ぶかなというくらいの話もあったほど、完成することが奇跡というくらいの中で撮影していました。キャスト、スタッフ、関係者の皆さまの尽力のおかげで胸を張って“卒業制作”といえる作品になっているのではないかと思います」と話した。
映画は、「世界滅亡までの60分間を共に戦う、体感型タイムリミットサスペンス」。同時多発テロにより世界中が大混乱に陥る中、世界滅亡を図るエスを止めるべく、仮面ライダーの飛電或人(高橋さん)、不破諫(岡田龍太郎さん)、刃唯阿(井桁弘恵さん)、天津垓(桜木那智さん)、「滅亡迅雷.net」が世界を救うべく戦う。劇場版ゲストとして、伊藤英明さん、福士誠治さん、山崎紘菜さん、畑芽育さん、小山悠さん、後藤洋央紀さん、アキラ100%さんも出演する。「仮面ライダーセイバー」の映画「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」と2本立てで公開される。