人気バンド「King Gnu」の井口理さんが主演を務める映画「ひとりぼっちじゃない」が2023年春に公開されることになり、予告編が9月12日、公開された。井口さんは主人公の歯科医師・ススメ役で映画初主演。ススメが恋をする謎多き女性・宮子役で馬場ふみかさん、宮子の友人でありながらススメを惑わせる蓉子役で河合優実さんも出演する。
「世界の中心で、愛をさけぶ」「スカイ・クロラ」など、数々の名作を世に送り出してきた脚本家・伊藤ちひろさんが、10年かけて上梓(じょうし)した小説「ひとりぼっちじゃない」を、行定勲さんの企画・プロデュースにより、自ら初監督を務め映画化。原作は、不器用でコミュニケーションがうまくとれない歯科医師・ススメの日記形式の小説で、伊藤さんは脚本も担当し、ススメが謎の多き女性・宮子に恋をすることで、変わっていく自分、ゆがみ狂っていく日々を描いている。
人とうまくコミュニケーションのとれない歯科医師のススメが恋をしたのは、マッサージ店で働く宮子。宮子は、部屋に鍵をかけず、突如連絡が取れなくなったりする、つかみどころがない女性だった。それでも、彼女と抱き合っていると、ススメは自分を縛っている自意識から解放される気がしていた。ある日、宮子の友達である蓉子が、ススメに宮子の身に起きた驚きの事実を告げる……というストーリー。