元テレビ朝日のアナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀さんが11月6日、東京都内で行われた「GUHL LABORATORY(グール ラボラトリー)オリジナルアロマワックスバー付ギフトセット」発売記念トークショーに出席。テレビ朝日にいた時は「すごく充実していたけれど、どこか息苦しさもあった。自然の開放感や季節感を感じたかったからだと思います」と告白。辞めるきっかけを「ふと自然が恋しくなった。『もっと自然に触れていたい』と思ったことが、転職の一番のきっかけになりました」と語り、フラワーアーティストを目指そうと決意しながらも、いざ会社を辞めるとなると「葛藤はかなりありました」と明かした。
前田さんはテレビ朝日のアナウンサーとして、2003年の入社直後に「やべっちF.C.」のアシスタントに抜されたのをはじめ、さまざまな番組に出演。13年に10年間勤めたテレビ朝日を退社し、現在はフラワーアーティストとして活動している。人気の職業のアナウンサーからの転身には、さすがに迷いがあったというが、「不安よりも、新しい世界に飛び込みたいという好奇心が上回ったときに転職を決意しました」と語った。
退職後は、英国留学や都内のフラワーショップでの修業を経て、「SUDELEY(スードリー)」という会社を自身で設立。今年、フラワーブランド「gui(グイ)」を立ち上げた。「移動を主体にした花屋」とのことで、「毎日ドタバタしているけれど、すごく楽しい」と充実の表情で語る。「昨年の12月に鎌倉に引っ越して。自然がとても残っている。息子が保育園でサワガニを捕まえてくることもあります(笑い)。ワイルド過ぎて、手に負えないときもある」と16年に出産した男児について、目を細めながら語っていた。
「GUHL LABORATORY」は、欧州で70年以上の歴史を持つヘアケアブランド「GUHL」から研究思想を受け継ぎ、日本女性のために誕生した植物美容のヘアケアシリーズ。1日から数量限定でネット通販で販売している。「GUHL LABORATORY オリジナルアロマワックスバー付きギフトセット」は、クリスマスシーズンに合わせたスペシャルギフトセット。「GUHL LABORATORY」のシャンプーとトリートメントのセットに、前田さんがブランド公式リコメンダーとしてデザインし、一つ一つ手作りしたオリジナルのアロマワックスバーが付いている。