ハリウッド俳優のトム・ハンクスさんが来日し、9月15日に東京都内で行われた主演映画「ハドソン川の奇跡」(クリント・イーストウッド監督)のジャパンプレミアに出席。特別ゲストとして招かれた歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと対面したハンクスさんは、ステージ上で握手を交わすと、「ものすごくハンサム。日本のジェームズ・ボンド」と絶賛した。
ハンクスさんは、海老蔵さんについて、「ぱっと一目で才能のある方と分かるので、ハリウッドにいらしても成功されると思います。そして力も強くて、我々はやっつけられてしまうと思います」と絶賛。海老蔵さんは「はずかしい、はずかしい」と恐縮しきりだったが、その後ハンクスさんが歌舞伎をまねて、重心を低くして頭を動かす素振りを見せると、同じポーズをとってにっこり。フォトセッションでは、海老蔵さんが懐から自身のスマートフォンを取り出して、ハンクスさんと仲良くツーショット撮影をしていた。
「ハドソン川の奇跡」は、2009 年、米ニューヨークのハドソン川で起きた航空機事故からの生還劇の裏に隠された実話を描く。155人の命を救い国民的英雄になったものの、殺人未遂の罪を問われて容疑者となった機長をハンクスさんが演じている。24日公開。
ジャパンプレミアには、共演のアーロン・エッカートさんも出席した。