女優の深田恭子さん主演の連続ドラマ「ルパンの娘」（フジテレビ系）シリーズの最終章を描く映画「劇場版 ルパンの娘」（武内英樹監督）で、“謎の敵・JOKER”として伏せられていたその正体が、観月ありささん演じるもう一人のLの一族・三雲玲であることが分かった。観月さんがJOKERの姿になる「三雲玲変身メーク動画」も公開された。

　三雲玲は、もう一人のLの一族として、ドラマシーズン2のラストで存在が明かされた。三雲尊（渡部篤郎さん）の妹である玲は、Lの一族の中でも抜きんでた泥棒センスの持ち主。しかし、とある事件がきっかけで、Lの一族の前から姿を消し、死んだと噂されていた。観月さん演じる三雲玲は、シリーズではおなじみのLの一族の“泥棒スーツ”に身を包んだ姿しか明かされていなかったが、この度、ある出来事をきっかけに、怒りと哀愁にあふれた驚きの姿でLの一族と対峙（たいじ）することとなる。

　解禁となった三雲玲変身メーク動画では、「今からメークをはじめます!」という観月さんの合図により、メークがスタート。白く塗られた顔に、目元は黒色のアイシャドーと、涙のようなダイヤがつけられ、哀愁を感じさせる。さらに口元のはみ出た口紅は、玲の狂気さを連想させる。途中、変身していく自身の顔を見て思わず「怖～」とつぶやくほどに作り込まれたメークで、紫色のウィッグをかぶり、全身三雲玲の衣装に変身すると、華麗なマントさばきを披露。劇中の狂気的な姿とは裏腹に、自身が変貌していく様を楽しむ観月さんの姿が印象的な映像となっている。