映画「THE BATMAN-ザ・バットマン-」(3月11日公開)の特別映像が1月17日、公開された。映像には、ロバート・パティンソンさん演じる主人公ブルース・ウェインと対峙(たいじ)する史上最狂の知能犯・リドラーの姿などが映し出されている。
犯行の度に次々と謎解きを仕掛けブルースを挑発するリドラーになぞらえ、「#バットマンと謎解きキャンペーン」が17日からスタート。特別予告は「この謎が解けるか」という挑戦的なメッセージと共にリドラーによる犠牲者が映し出される。そして、「君とボクで<なぞなぞ>をしよう」とブルースに語りかけるリドラー。リドラーが仕掛ける謎解きに翻弄(ほんろう)され、次第にブルースは狂気に染まっていく……という内容。最後には、同キャンペーンの「謎解き」も出題される。
クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト トリロジー」以来となるバットマン単独映画で、若き日の青年ブルース(バットマン)の葛藤を描いた物語。新バットマン/ブルース・ウェイン役を、「ハリー・ポッター」シリーズや「TENET テネット」などのパティンソンさんが務める。監督・脚本はマット・リーブスさんが担当する。
そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役にコリン・ファレルさん、リドラー役にポール・ダノさん、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツさん、カーマイン・ファルコン役にジョン・タトゥーロさん、おなじみのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役に、アンディ・サーキスさん、ジェフリー・ライトさんがそれぞれ演じる。
優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親殺害の復讐(ふくしゅう)を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の“バットマン”になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。リドラーは犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。いったい何のために犯行を繰り返すのか。そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪。追い詰められたその時、ブルースの心の中で、何かが音を立てて壊れ始め……。