お茶の水女子大学のミスコンテスト「mizucon」のファイナリストが決定し、このほど、東京都内でお披露目会が行われた。「ミス・インターナショナル2016」の日本大会出場者で、TBSの情報番組「ビジネスクリック」にも出演していた文教育学部言語文化学科3年の水谷真依子さん（21）、「NHKの井上あさひさんのようなアナウンサーになるのが夢」という同学部同学科3年の市野友璃絵さん（21）など5人が選ばれた。11月に行われる学園祭でグランプリが決定する。

　水谷さんは、ミスコンは「自分の表現を広げる場」と目を輝かせ、市野さんは「私を通して大学のことを知ってもらえればうれしい」と笑顔を見せた。生活科学部人間生活学科2年の水谷萌さん（21）は「趣味は、母親の影響で始めた茶道で、精神統一とマナーを学べました。（ミスコンで）人前に立つのもしゃべるのも苦手だから上手になりたい」と話しながら、TBS系で放送されているクイズバラエティー番組「世界ふしぎ発見！」の「ミステリーハンターをやってみたいんです」と照れ笑いを見せた。

　また演劇や舞台鑑賞が趣味の文教育学部芸術表現行動学科3年の水嶋理子さん（20）は、ミスコンが「自分磨きのきっかけや、自分の発見につながっています」と話し、「将来は、芸術関係の仕事に就いて、芸術の良さを伝えたい」とほほ笑んだ。生活科学部人間生活学科1年の中條水貴さん（19）は、映画「きみに読む物語」が「大好き」といい、高校生の時の米国留学で「心理学と出会い、海外の大学院に進んでもっと勉強してみたいです」と朗らかに語った。