国際的に活躍するモデルで女優のTAO(タオ)さんが3月23日、東京都内で開催された出演映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」(ザック・スナイダー監督、25日公開)のジャパンプレミアに登場し、セクシーな黒レースのロングドレス姿で、スレンダーな美しいスタイルを際立たせた。世界で活躍する日本人女性代表として、日本女子スキージャンプの高梨沙羅選手も、スーパーマンをイメージした青いドレス姿で出席した。
映画は、米国DCコミックスの2大人気ヒーローのスーパーマンとバットマンが、史上初めてスクリーン上で直接対決する作品。悪に染まった“地球最強の男”スーパーマンに、バットマンはどう立ち向かうのか……というストーリー。TAOさんはバットマンとスーパーマンの陰で不穏な動きを見せる謎の男、レックス・ルーサーの秘書、マーシー・グレイブスを演じている。
TAOさんは「こんなに豪華なキャストがいるのに、私しか来れなくて申し訳ございません」と恐縮したが、ファッションについては「ハリー・ウィンストンのアクセサリーと、セルジオロッシのお靴をお借りした」といい、「劇中でちょっと悪い役を演じたので、意地悪な感じに見えるといいな」と、ハリウッド女優らしいゴージャスな装いで、集まった観客の目を楽しませた。
高梨選手は「大変恐縮ながら、こんな舞台に立たせていただけて、予想以上の迫力でした」と会場を見渡し、自身のドレスアップには「ネイルも塗っていただけて、普段このような格好をすることがないので」と緊張の面持ちでコメント。TAOさんが「私は本当にスポーツがだめなので、こんなに小さい体であんなにすごい成績を出しているなんて」というと、高梨選手も「世界を股に掛けて活躍されているTAOさんにお会いできてうれしい。凜(りん)としたかっこいい女性になれるように挑戦したい」と、互いにエールを送り合っていた。