女優の大島優子さんが8月29日、東京・新宿の「モア4番街」で行われた中村勘九郎さん主演映画「真田十勇士」(堤幸彦監督、9月22日公開)のレッドカーペットセレモニーに、背中が大きく開き、花柄をあしらった青いロングドレス姿で出席した。
セレモニーには、大島さん、勘九郎さんのほか、松坂桃李さん、永山絢斗さん、加藤和樹さん、高橋光臣さん、石垣佑磨さん、駿河太郎さん、村井良大さん、荒井敦史さん、望月歩さん、青木健さん、加藤雅也さん、堤監督も登場した。
大島さんは「これだけの男性キャストが集まると、部活みたいでわいわいと撮影をしていたんだと思います」といい「私は、十勇士の方、全員ではなく“5勇士”ぐらいの方としか会えなかった。(今日のセレモニーで)なんか……圧がすごいですね」と苦笑した。
また、レッドカーペットセレモニーに、白い馬に乗って登場した。映画で真田幸村を演じる加藤さんは、馬を下りた後に「とても光栄なことです」とにっこりしながら「いやあ、(気持ち)いいですね。皆さんにもやってもらいたいです」といい、笑いを誘った。
猿飛佐助役の勘九郎さんは、新宿の街中でセレモニーを行ったことについて「すごいですね!」と喜び、「なかなかできることじゃありませんから、しかも馬と一緒なんて」と満面の笑みを見せながら、沿道に集まった人たちに大きく手を振った。また、霧隠才蔵役の松坂さんは「撮影で馬と並走するシーンもあり、足がぱんぱんになりました」と苦労も話した。
「真田十勇士」は、堤監督が手がけて2014年に上演された同名舞台を映画化。天下の名将と名高い真田幸村が実は腰抜けの武将であったという設定で、幸村を本物の立派な武将に仕立てるため、猿飛佐助が大ばくちに打って出る……というストーリー。映画公開の同時期に舞台も上演される。