任天堂のキャラクターとその世界観をテーマにした世界初のエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が3月18日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)内にいよいよグランドオープンする。当初、昨年夏の開業が予定されていたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で2度、延期となっていた。今春で開業20年の節目を迎えるUSJにとって、記念すべきアニバーサリーイヤーの幕開けとなる。
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は、任天堂の大ヒットゲーム「スーパーマリオ」の世界を立体化したテーマエリア。「マリオカート」や、人気キャラクター「ヨッシー」のライドアトラクション、「クッパ Jr.」と戦うことができるアトラクションのほか、さまざまなアクティビティー、レストラン、ショップなどの施設が並んでいる。
エリアの入り口にある「土管」を抜けると、目の前にはマリオの世界が広がり、パックンフラワーやノコノコ、スーパーキノコなど、ゲームでおなじみのキャラクターやアイテムの数々が生き生きと動いている様子を見ることができる。
エリア内で購入できるバンド「パワーアップバンド」(3200円)と、USJのスマートフォンアプリを連動させることで、エリア内の数カ所に設置された「ハテナブロック」から、マリオのゲームと同じようにコインを集めることができる。コインの数でゲスト同士で競えたり、アプリ内のアイテムを集めることで別のアトラクションを楽しむことができる仕掛けも用意されている。
USJでは当面の間、エリア内人数をコントロールするため、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」への入場は「エリア入場確約券」「エリア入場確約券付きユニバーサル・エクスプレス・パス」を事前に購入するか、当日パークでUSJ公式アプリから「エリア入場整理券」を取得する必要がある。