生駒里奈さん、駿河太郎さんらが出演する映画「光を追いかけて」(成田洋一監督、10月1日公開)の本編映像が9月29日、公開された。生駒さん演じる中学教師・美晴と、兵庫県出身で秋田弁に苦戦したという駿河さん演じる役場に勤める良太が、それぞれの人生についての思いを秋田弁で吐露する本編映像となっている。
映画は、過疎化が進む秋田の田舎町を舞台に傷つきやすい思春期の少年少女と大人たちの物語で、中川翼さん、長澤樹さん、柳葉敏郎さんらも出演。中川さんが美しい少女と出会い成長していく中島彰、長澤さんが彰にだけ心を開く不登校のヒロイン・岡本真希、柳葉さんが真希の叔父・佐藤秀雄を演じる。
両親の離婚で父の故郷秋田へと引っ越した中3の彰。転校先にもなじめず、憂鬱な日々が続く。ところがある日、彰は空に浮かぶ“緑の光”を目撃。田んぼのミステリーサークルへとたどり着くと、不登校のクラスメート真希と出会う。共通の秘密を持った2人の仲は近づき、灰色だった日常が輝き始める。一方で彰たちの中学は、過疎化による閉校の日が迫る……という内容。