俳優の間宮祥太朗さんが主演を務める映画「破戒」(前田和男監督、7月8日公開)で、主人公の丑松(間宮さん)に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない士族の娘・志保を演じた石井杏奈さんのインタビュー映像が7月4日、公開された。石井さんが共演した間宮さんの印象などについて語っている。
島崎藤村の不朽の名作「破戒」が約60年ぶりに映画化した作品で、舞台はまだ身分制度の影が残る明治後期。主人公の丑松を間宮さん、士族の娘・志保を石井さんが演じるほか、矢本悠馬さん、眞島秀和さん、竹中直人さん、石橋蓮司さん、大東駿介さんらも出演する。
「破戒」は、1905(明治38)年に自費出版された長編小説。これまで、1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督といった名だたる巨匠が映画化してきた。今回の映画では、脚本を「クライマーズ・ハイ」「孤高のメス」などの加藤正人さんと「バトル・ロワイアルII鎮魂歌」などの木田紀生さんが担当。前田和男さんが監督を務めた。