米映画「スタートレック」シリーズの最新作「スター・トレック BEYOND」のジャパンプレミアが10月19日に東京都内で行われ、製作のJ.J.エイブラムズさんが来日。過去に2作「スタートレック」シリーズの監督も務めているエイブラムスさんは「ちょっと切ないですが、今回が最高の作品になってしまいました」と同作をアピールした。
ジャパンプレミアには、同作を手がけたジャスティン・リン監督、スコット役と脚本を務めたサイモン・ペッグさんも出席。東京・新宿歌舞伎町の「シネシティ広場」に特設ステージが設けられ、3人は会場に集まった観客に向けて、サインや握手など、ファンサービスを行った。
その後、ステージに戻ったエイブラムズさんは「こんばんは」と日本語であいさつし、過去にもプロモーションで来日していることから「東京に戻ってこられて本当にうれしいです。というのも、東京が世界で一番大好きな都市だからです」と笑顔で語った。一方、今回が初来日となるペッグさんは、「スノーボードが大好きなので、日本では素晴らしいパウダースノーが体験できるということで、北海道に行ってみたい」と話していた。
「スター・トレック BEYOND」は、「ワイルド・スピード」シリーズのリン監督と「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で歴代1位の全米興行収入を樹立したエイブラムスさんが初タッグ。今作では、エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果てにある未知の領域を探索し、惑星連邦の存在意義を問う新たな謎の敵と遭遇する……という展開。21日公開。
もともと同シリーズのファンだったというリン監督は「非常にプレッシャーも感じたんですが、とてもラッキーなことに、J.J.がすでに築いていた素晴らしいキャストやスタッフたちといい映画を作ることができました。本当にみんなが情熱を持って作った映画です」とアピールしていた。