俳優の綾野剛さんが3月3日、東京都内で行われた主演映画「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)の完成披露舞台あいさつに共演した池脇千鶴さん、菅田将暉さんらと出席。それぞれの印象について、綾野さんは「池脇さんはあらゆる作品に出ていて、"まとめてくれる"という安心感がある。将暉は吸収力がハンパない。すごく刺激を受けた」と答えた。
一方、綾野さんについて池脇さんは「お芝居やスタッフとの交流などに積極的で作品を高いところに連れて行ってくれた」と現場での姿勢を絶賛。菅田さんも「目線を合わて、コミュニケーションを取ろうとしてくれてありがたかった」と振り返り、綾野さんに感謝していた。
またこの日はひなまつりということもあり、池脇さんと呉監督の「女性としてすごいところ」を聞かれた綾野さんは「2人ともわんぱくにすくすく育ったところがあり、女性の強さを掲げている。そこがかっこいい」と印象を明かし、同い年という池脇さんのことを「"重鎮"みたい。俺たち(綾野さんと菅田さん)どこか孫みたいな」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘った。映画は、佐藤泰志さんの同名小説が原作で、北海道・函館を舞台に運命の出会いと家族の物語を描く。4月19日公開予定。