俳優の大泉洋さんが9月30日、東京都内で行われた映画「ぶどうのなみだ」(三島有紀子監督)のイベントに、共演者の安藤裕子さんや三島監督らと登場した。安藤さんに「みなさんが見たこともないイケメンな大泉さんが見られます」といわれた大泉さんは「監督が私の顔をきれいに撮ろうとするんですよ。前日にお酒を飲むと『顔がむくんでる!』と監督に言われるのでストイックに走ってました! でもワインの映画だし飲みたくなる……」とぼやきながらも、「僕史上では、一番キレイに撮っていただいた。自己ベストは出しました」と満足げに語った。
映画は「しあわせのパン」(2012年)を手がけた三島監督が脚本・監督を担当し、北海道を舞台に父の残した小麦畑とブドウの木で農業を営むアオ(大泉さん)、と弟のロク(染谷将太さん)の穏やかな日常を描く。”黒いダイヤ”と呼ばれるブドウ、ピノ・ノワールの醸造に苦戦するアオたちの前に、キャンピングカーに乗った謎の女性・エリカ(安藤さん)が現れ……というストーリー。10月4日から北海道で先行公開され、10月11日から全国で公開される。