故・鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」(2022年公開)の上映前舞台あいさつが7月9日、丸の内TOEI(東京都中央区)で行われ、孫悟空、悟飯、悟天役の声優の野沢雅子さんが登場した。同作は、悟飯とピッコロがメインキャラクターとして登場し、野沢さんはピッコロについて「最初はどういう人?と思っていたんです。でも、だんだんよくなりますよね。すっごくよくなってピッコロはいなきゃなと。悟飯にとってはなくてはならない人です」と語った。
ピッコロを演じる声優の古川登志夫さんについて聞かれると、野沢さんは「家庭菜園にゴーヤとかキュウリを植えているんです」と語り始め、「ゴーヤがたくさんできたからスタジオに持っていって、『私が作ったの、食べない?』とみんなに聞いたら、『いや、買えますから』って。なんなのよと思っていたら、古川さんは『僕、もらっていいですか?』と。その後、あの方はすっごい器用で、お料理にした写真を見せていただきました」とエピソードを明かした。「うちの事務所は、みんないい人なんですけど、ちょっと群を抜いているのが古川さん。ゴーヤを食べてくれるから」と話し、笑いを誘った。