女優の高岡早紀さんが主演を務めた連続ドラマ「リカ」(東海テレビ・フジテレビ系、2019年)のその後を描く映画「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」(松木創監督、6月18日公開)で、ガールズグループ「FAKY(フェイキー)」が歌う主題歌「99」の特別映像が6月8日、公開された。
「リカ ~自称28歳の純愛モンスター~」は、五十嵐貴久さんの人気小説「リカ」シリーズ(幻冬舎文庫)の第2作「リターン」をベースに制作されたサイコスリラー。2019年放送のドラマ版の最終回で、警察を抜け出したリカのその後が描かれる。
物語は山中でスーツケースに入ったある死体が発見されるところから始まる。被害者の身元は、リカに拉致されて、行方不明になっていた本間隆雄(大谷亮平さん)だった。警視庁捜査1課の奥山次郎(市原隼人さん)は、潜伏中のリカをおびき寄せるため、マッチングアプリでリカを探し出すことに成功。しかし、奥山は次第にリカにのめり込んでいく。そんな奥山を心配する婚約者の青木孝子(内田理央さん)は、同僚の梅本尚美(佐々木希さん)と共に奥山の部屋へと向かうのだが……というストーリー。
特別映像は、捕まったはずの病院を抜け出して愛する人のもとへ戻ったリカの「ただいま」の声にあわせて、イントロがスタート。山中で発見されたスーツケースに入った死体。警察によるリカの懸命の捜索と、リカをおびき寄せるためにマッチングアプリから接触をはかる刑事・奥山との緊迫したやり取りや、内田さんと佐々木さん演じる同僚の刑事コンビの恋愛トーク、まだ見ぬ奥山への恋心を募らせて次第に狂気を帯びてくるリカの様子などが描かれる。スパイダーマンのように壁をはい、空高く舞い上がるリカの衝撃的な姿、「死ねばいい!」とメスを片手に吐き捨てるリカの純愛モンスターぶりも収められている。