12月公開の劇場版3DCGアニメ「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」(スティーブ・マーティノ監督)の日本語吹き替え版で、主人公のチャーリー・ブラウンの声を人気子役の鈴木福君(11)、チャーリー・ブラウンが思いを寄せる“赤毛の女の子”の声を芦田愛菜さん(11)が務めることが8月10日、分かった。同日、東京都内で行われたスヌーピーのバースデーイベントで発表された。
また小林星蘭さん(10)がチャーリー・ブラウンの妹サリー役、谷花音さん(11)が口うるさくていたずら好きの女の子ルーシー役を担当することも明らかにされた。同作は世界中にファンを持つ人気キャラクター「スヌーピー」が登場するマンガ「ピーナッツ」の初の劇場版3DCGアニメで、人気子役4人のそろい踏みが実現する。
「ピーナッツ」は、米マンガ家のチャールズ・モンロー・シュルツさんによる名作マンガ。1950年に米紙に掲載されて以来、主人公のチャーリー・ブラウンや飼い犬のスヌーピー、渡り鳥のウッドストックらのコミカルなやりとりが世界中で人気を集めている。劇場版アニメは、「ピーナッツ」を初めて3DCG化する作品で、2002年に公開された劇場版アニメ「アイス・エイジ」(クリス・ウェッジ監督)シリーズを手がけたブルースカイ・スタジオが製作し、音楽はディズニーの劇場版アニメ「アナと雪の女王」を手がけたクリストフ・ベックさんが担当。12月4日に公開される。
イベントにはこの日、誕生日を迎えたスヌーピーも登場し、8月10日を「スヌーピーの日」にすることも発表された。子役たちはそれぞれの役衣装をまとい、スヌーピーに誕生プレゼントを手渡しし、巨大バースデーケーキを囲んで、記念撮影も行われた。福君は「プレッシャーもあるけれど、力を合わせて頑張ります」と宣言。芦田さんは「チャーリー・ブラウンとの恋の行方も楽しみ」と笑顔を見せた。