名古屋市内と近郊で開催中のコスプレの祭典「世界コスプレサミット(WCS)2018」に参加している世界各国の代表コスプレーヤーらによるパレード「大須コスプレパレード」が8月5日、名古屋市の商店街「大須商店街」(名古屋市中区)で行われ、各国の代表が「僕のヒーローアカデミア」「ふしぎの海のナディア」など自慢のコスプレ姿で大須観音に集結した。代表コスプレーヤーが登場すると、境内や商店街に集まった多くの見物客は大きな拍手を送り、「可愛い!」「暑いけど頑張って!」などの声が飛んだ。
WCSは、2003年にスタートしたコスプレの祭典で、「大須コスプレパレード」は毎年WCSで行われる恒例のイベント。パレードがスタートした午前10時ごろの名古屋は気温32.4度、湿度54%(気象庁発表)で、手元の温度計では37.0度、湿度49%を記録。暑さ対策として、うちわの無料配布や、ミスト散布が行われたほか、パレードスタート時間も例年の午前11時から午前10時に繰り上げた。
この日、パレードに登場したのは、コスプレの世界一を決める「世界コスプレチャンピオンシップ」の出場国のうち約20カ国の代表と、過去の同チャンピオンシップ参加国の代表。一般コスプレーヤーもパレードに参加した。