東京ディズニーリゾート（千葉県浦安市）のクリスマスイベントが11月9日スタートし、東京ディズニーシー（TDS）では、水上で行われる幻想的な夜のショー「カラー・オブ・クリスマス」がお披露目された。高さ約15メートルの大きなクリスマスツリーを輝かせようと、ミッキーマウスたちが船に乗って登場すると、舞台となったメディテレーニアンハーバーは、大歓声に包まれた。

　「カラー・オブ・クリスマス」は1日1回、約13分間開催される。「クリスマスの夜に人々の願い事が集まると、ツリーが光り輝いて幸せをもたらす」という物語が紹介されスタート。会場に鐘の音が鳴り響くと、ディズニーの仲間たちが船に乗って登場し、クリスマスソングを歌いながらオブジェに赤や緑などのさまざまな色の光をともしていく。観客とミッキーマウスたちが一緒に願いをかけると、中央の大きなクリスマスツリーが輝き始め、ダッフィーやシェリーメイ、ピノキオたちも船に乗って登場して、ツリーを飾り付け。フィナーレは、噴き上がる噴水やレーザーなどが会場を幻想的に彩る。

　TDSでは、「クリスマス・ウィッシュ」と題して、アメリカンウォーターフロントにあるウォーターフロントパークの「スノークリスタル・イルミネーション」や、ロストリバーデルタの「フィエスタ・デ・ラ・ルース」（スペイン語で「光の祭り」）を中心に、温かな色彩のイルミネーションを連日点灯する。東京ディズニーリゾートでは、期間中は特別な催しやイベントを行うほか、園内はクリスマス仕様の装飾が施され、限定グッズも販売、レストランではスペシャルメニューを楽しむこともできる。クリスマスイベントは12月25日までの47日間にわたって行われる。