女優の深津絵里さんが9月1日、東京都内で行われた映画「岸辺の旅」(黒沢清監督)の初日舞台あいさつに俳優の浅野忠信さんらと登場。
映画は、湯本香樹実さんが2010年に発表した小説が原作。夫の優介(浅野さん)が失踪してから3年、妻の瑞希(深津さん)は喪失感を経て、日々を暮らしていた中、優介が突然帰宅。瑞希は「俺、死んだよ」と告げる優介に誘われるまま、“夫が過ごした最後の時間”を巡る旅に出る……というストーリー。
同映画で、黒沢監督が「第68回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門の監督賞を受賞しているほか、日本映画としては最大規模となる仏の映画館約80館で9月30日から先行して公開している。