東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)92」のコスプレエリアでは、人気キャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤーが自慢の衣装を披露している。コミケでは流行を反映したコスプレが登場する傾向があり、アニメやゲームのキャラクター以外にも旬な人物のコスプレをする姿も見られる。初日の11日は、一般ブースにタレントの叶姉妹が出展したことも話題になっており、コスプレエリアでは叶姉妹に扮(ふん)したコスプレーヤーが登場した。
叶姉妹のコスプレーヤーは、胸元が開いたドレス姿で抜群のスタイルを披露。写真撮影を待つ列もでき、2人のコスプレーヤーは優雅なポージングで叶姉妹になりきっていた。
コミケは、1975年に始まったマンガやアニメ、小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。コスプレは近年“長もの”と呼ばれる小道具の使用を認めたり、撮影が可能なエリアを拡大するなどルールが変更された。2020年開催の東京五輪に向けて、東京ビッグサイトが拡張工事中のため、今回のコミケは西地区の屋外展示場が使用できなくなった。コミケでコスプレをするには、1日あたり1000円の登録料が必要。13日まで。