歌手で俳優の福山雅治さんが9月12日、東京都内で開催された主演映画「ブラック・ショーマン」(田中亮監督)の初日舞台あいさつに、共演の有村架純さんらと登場した。
映画は、東野圭吾さんの小説が原作。イベントの最後に、東野さんからのメッセージとして、「次はトム・クルーズばりのアクションなんかはいかがでしょうか」と続編に期待を寄せるコメントが読み上げられた。それを聞いた福山さんは、飛んでいる飛行機につかまるなどのクルーズさんの生身のアクションを引き合いに出し、「先生が飛べといわれたら、私も飛ぶしかありません。よろしくお願いいたします、先生」と乗り気になっていた。
福山さんは、“座長”として現場でキャストが雑談をしてる場にも参加したといい、共演の岡崎紗絵さんが「すっと横にきてビタミンの話をされていた」と明かした。また、ジッポーライターの火をつけたり消したりするマジックの場面で20回ほどNGを出したことも明かされた。舞台あいさつには、岡崎さん、伊藤淳史さん、生瀬勝久さん、田中監督も登壇した。
映画は、元中学校教師の神尾英一(仲村トオルさん)が何者かに殺され、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世(有村さん)は突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。英一はなぜ殺されたのか、真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは叔父の神尾武史(福山さん)。卓越したマジックに手癖の悪さと、メンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器に殺人事件の謎に挑む……というストーリー。