アジア最大級の映画祭「第27回東京国際映画祭(TIFF)」が10月23日、六本木ヒルズ(東京都港区)で開幕した。レッドカーペットには劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどで知られる庵野秀明監督が、妻でマンガ家の安野モヨコさんとともに登場した。
今年のTIFFは「アニメーション」に注目したラインアップも展開しており、庵野監督の約50本の作品も大型特集上映される。レッドカーペットを夫婦で歩き、MCから「ファンの皆さんとの触れあいはどうですか」と質問された庵野監督は、「ありがたい。感謝しています」と語っていた。
今回のTIFFは、六本木ヒルズ、日本橋、歌舞伎座の3会場で開催。国際審査委員長は映画監督のジェームズ・ガン監督が務める。オープニング作品は「ベイマックス」、クロージング作品は山崎貴監督の「寄生獣」を上映。最高賞の「東京グランプリ」を決定するコンペティション部門には15作品が出品されている。会期は31日まで。