俳優のトム・クルーズさん主演の大ヒット映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの7作目となる「Mission:Impossible - DEAD RECKONING - PART ONE」が、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の邦題で国内公開することが決定し、特報映像が5月26日、公開された。今回はシリーズ初の前後編といい、クルーズさん演じるスパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントのこれまでの軌跡をたどる集大成の物語になる。2023年公開。
最新作には、クルーズさんのほか、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグさん、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソンさん、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスさんなどおなじみのメンバー、前作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」から参加のホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーさんが出演。
シリーズ1作目以来の登場となるユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーも出演する。また、本作からヘイリー・アトウェルさん、ポム・クレメンティエフさん、イーサイ・モラレスさんが初参加となる。
特報映像では、かつてCIAに所属しIMFの監督官だったユージンから、イーサンが「君の“大義”のための戦いは終わりだ」と告げられる。これまで不可能なミッションを完遂してきたイーサンたちの行いは果たして本当に“善”であったのか……と意味深な問いかけが投げられる。本作のタイトルである「デッドレコニング」とは「推測航法」の意。航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報を基にして行う航法のことであり、イーサンのこれまでの軌跡をたどる集大成の物語となっている。イーサンの過去、そして現在までの旅路の果てに待ち受ける運命とは……。
今回はアブダビ、ベネチア、ローマ、ノルウェーなどさまざまな国でのミッションに挑むメンバーたちの姿や列車での戦闘シーン、ローマ市街地でのカーチェイスなどアクションシーンも満載で、映像の最後にはバイクで超特大ジャンプを決め崖から真っ逆さまに落下するイーサンの姿も収められている。なお、ロケ地はノルウェーヴェストラン地方の最北部、ムーレ・オ・ロムスダールにある山の断崖絶壁。これまでのシリーズでも数々の超衝撃アクションに挑んできたクルーズさんは、このシーンにも自ら挑戦。約1万3000回ものバイクジャンプを行い1年以上にもわたるトレーニングを積んだといい、「俳優人生で最も危険なスタントを行った」と振り返っている。