今年で13回目を迎えたコスプレの世界一を決める「世界コスプレサミット2015」の「チャンピオンシップ」が8月1日、名古屋市東区の愛知芸術文化センターで開催され、「ゼルダの伝説~ムジュラの仮面~」のコスプレでパフォーマンスしたメキシコ代表が初の優勝を果たした。メキシコ代表の2人は「感動して言葉が出て来ないんですけど、みなさんありがとう」「世界チャンピオンになったことが信じられない。夢みたい」と口々に語った。
「チャンピオンシップ」では、声優の古谷徹さんや前年優勝した前ロシア代表らが審査員を務め、「パフォーマンス」「コスチューム」「原作リスペクト」の3点を審査し、合計得点が最も高かったメキシコ代表が優勝した。準優勝は「新世紀エヴァンゲリオン」のコスプレのイタリア代表、3位は「パラダイス・キス」のコスプレのアメリカ代表だった。
世界コスプレサミットは世界各国の代表メンバーが2人1組で参加し、コスプレの完成度やパフォーマンスなどを競うイベント。2003年に始まり、05年から世界王者を目指しパフォーマンスなどを競う「世界コスプレチャンピオンシップ」を実施している。過去の優勝国はブラジル(06、08、11年)、フランス(07年)、日本(09、12年)、イタリア(05、10、13年)、ロシア(14年)など。今年は大会史上最多となる26カ国・地域の代表コスプレーヤー52人が参加していた。