俳優の高杉真宙さん、加藤諒さん、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカル・渡辺大知さんがトリプル主演を務める映画「ギャングース」(入江悠監督、2018年11月公開)の特報映像が7月18日、公開された。
映画「ギャングース」は、ルポライターの鈴木大介さんのルポ「家のない少年たち」(太田出版)が原案で、肥谷圭介さんがマンガ、鈴木さんがストーリー共同制作も担当。少年院で共に過ごしたサイケ、カズキ、タケオの3人が犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返すタタキ稼業を始め、裏社会で生き抜く姿が描かれた。原作の冒頭には、毎回「このマンガは実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立ててください」との注意書きがあり、裏社会の実態をリアルに描いた「超実証主義マンガ」ともいわれる。
実写映画では、高杉さんが窃盗団の情報収集、作戦立案担当のサイケ、加藤さんが工具に詳しく、タタキをしながら生き別れた妹を追い求めるカズキ、渡辺さんが窃盗団の車両担当のタケオをそれぞれ演じる。