香取慎吾さんが5月31日、東京都内で行われた「第55回ギャラクシー賞」贈賞式(主催:放送批評懇談会)に登場した。稲垣吾郎さん、草なぎ剛さんとの特別番組「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」(AbemaTV)が「フロンティア賞」を受賞。司会の久米宏さんから「世間は(まだ3人に対して)『SMAP』という感覚がある」と直球質問をぶつけられると、香取さんは「慣れました。こんなに直球で聞かれたのは久米さんが初めて、数カ月前ならあたふたしたと思うけど、『あた』ですんだので、慣れたと思います」と今の心境を明かした。
また、香取さんは番組について「72時間できるかなと思っていたけど、72時間もあったんで楽しかったです。アドリブもありで。今日は、久米さんのアドリブがすごくて20分押しだそうです(笑い)」と話しつつ、「テレビで30年近く遊ばせていただいて、勉強したものをインターネットテレビでもと思っていたけど、うまくいかなくて、難しさもあります。自由さが難しいかと思います。放し飼いですからね」とも語った。
「ギャラクシー賞」は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を表彰するために1963年に創設。今回で55回目を迎えた。「55周年記念賞」を脚本家の倉本聰さん、「テレビ部門 特別賞」を連続ドラマ「架空OL日記」(読売テレビ制作)で原作・脚本・主演を務めたバカリズムさん、「テレビ部門 個人賞」をNHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」などに出演した高橋一生さんが受賞した。
また「マイベストTV賞」には俳優の役所広司さんが主演を務めた連続ドラマ「陸王」(TBS系)が選ばれた。