女優の藤田朋子さんが8月7日、東京都内で行われた映画「向日葵の丘 1983年・夏」(太田隆文監督)の舞台あいさつに登場した。藤田さんは、涼しげな浴衣姿に、劇中の金髪姿で現れ「(演じたエリカは)アメリカで暮らしていたってことで、じゃあ髪の毛傷んでたほうがいいかなと。パーマをかけて1週間後に脱色する、という美容師さんが『絶対ヤダ!』ということをやりました」とエピソードを告白。続けて「おかげさまでいい感じに脱色されて……脱色を通り越してロッカーな感じになりましたけど」と笑いながら語った。
一緒に登場した主演の常盤貴子さんは、舞台あいさつで撮影の思い出を聞かれ「車とか飛行機とかなんでもいいんですけど、“大きな鉄”が好きで。だから大井川鐡道は本当に素晴らしい景色でしたね。興奮し過ぎて鼻血が出そうで大変でした」とユーモアを交えて撮影の思い出を披露した。舞台あいさつには常盤さん、田中美里さん、藤田さん、芳根京子さん、藤井武美さん、百川晴香さん、太田監督が出席した。
「向日葵の丘 1983年・夏」は、8ミリ映画を作るなど田舎町で青春時代を過ごし、卒業前に離ればなれになった多香子(常盤さん)ら女子高生3人組が、30年後にふるさとで再会するが……という内容。22日から公開。