映画「泣くな赤鬼」(兼重淳監督、6月14日公開)の予告編。映画は重松清さんの短編集「せんせい。」(新潮文庫)の一編を実写化。日に焼けた赤い顔と鬼のような熱血指導から「赤鬼先生」と呼ばれていた城南工業野球部監督の小渕隆(堤真一さん)は、甲子園出場一歩手前まで行くも夢かなわず、今では、定年間際の中年になっていた。ある日、かつての教え子のゴルゴ(柳楽優弥さん)と偶然、病院で再会。野球で挫折し、高校を中退したゴルゴは、雪乃(川栄李奈さん)と結婚して家庭を築いていた。ゴルゴが末期がんで余命半年だと知った小渕は、「野球をやりたい」というゴルゴの願いをかなえるために動き出す……というストーリー。