頭突きで瓦を割るCMなどで話題の空手家で女優の武田梨奈さんが7月28日、東京・原宿の竹下通りを、全身タイツで歩くという“罰ゲーム”を実行した。“罰ゲーム”は、先日行われた主演映画「原宿デニール」(タカハタ秀太監督)のイベントで、武田さんが「観客動員数3万人を目指し、もし動員できなかったら、全身タイツで原宿の竹下通りを歩きます!」と宣言していた。武田さんは、ピンクの全身タイツにピンクのスカートといういでたちで、恥ずかしがりながらも「行ってきます!」とガッツポーズをし、竹下通りの真ん中を「罰ゲーム中です!」「武田梨奈です!」と通行人に声をかけて堂々と歩いた。居合わせた通行人は「キャー! 誰?」「見たことある!」と大騒ぎで、振り返って写真を撮る人もいた。
この日は、武田さんが同作で共演している原宿発の5人組男性グループ「BEE SHUFFLE(ビー・シャッフル)」も全身タイツ姿で参加し、武田さんは罰ゲームの最後に、同グループのメンバー全員と肩を組んで盛り上がっていた。同グループは罰ゲームとして「観客動員数3万人を目指し、もし動員できなかったら、原宿出入り禁止」と約束しており、この日のみ出入り禁止の約束が解かれ、参加した。
「原宿デニール」は、映画「ホテルビーナス」などのタカハタ監督の最新作で、原宿を舞台に繰り広げられる夢を持つ若者たちの群像劇。5月16日に公開され、6月26日の時点で2万1584人の動員にとどまり、目標の3万人には届かなかった。10月8日にDVDが発売される予定。