人気アニメ「名探偵コナン」の2016年4月16日に公開される劇場版アニメ第20弾の“黒(ブラック)ビジュアル”と“黒ムービー”が11月4日、公開された。第20弾はコナンと宿敵の“黒ずくめの組織”の直接対決が描かれ、黒ビジュアルには、Gin(ジン)やVodka(ウォッカ)、Vermouth(ベルモット)ら黒ずくめの組織の構成員のコードネームが並び、原作では姿はおろか、多くが語られていない組織のボス“あの方”の側近であるRum(ラム)の名前もある。また「聖域の扉が開く」という意味深なコピーが添えられている。
黒ムービーには、黒ずくめの組織の構成員が続々と登場し、Ginが「これでジ・エンドだ」とつぶやく……という内容になっている。また、黒ビジュアルのチラシが11月7日から一部の劇場で9万6960枚限定で配布される。
「名探偵コナン」は、青山剛昌さんが1994年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中で、小学生探偵の江戸川コナンが、次々と起こる難事件を解決する人気マンガ。96年にテレビアニメがスタートし、97年からは劇場版アニメも製作されている。今年4月に公開された劇場版第19弾「名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)」は興行収入約44億7000万円をあげ、シリーズ最高の記録となっている。