2016年11月に公開された、一人の女性の目を通じて戦争を描いた劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)の再上映舞台あいさつが、終戦記念日の8月15日、東京都内で開かれ、主人公・すずの声優を務めた女優・のんさんと片渕監督が登場した。
「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代さんのマンガが原作。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。約30分の新規シーンが加えられた劇場版アニメ「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月に公開予定。