俳優のリリーフランキーさんが2月8日、東京都内で行われた「第87回キネマ旬報ベスト・テン」(キネマ旬報社主催)の授賞式に登場。リリーフランキーさんは「凶悪」「そして父になる」で助演男優賞を受賞した。
「キネマ旬報ベスト・テン」は、米アカデミー賞より1回多いという長い歴史を誇る老舗の映画賞。今回は2013年公開の映画を対象に同誌ののべ126人の選考委員が選出した。日本映画作品賞には、森崎東監督の「ペコロスの母に会いに行く」が選ばれたほか、真木よう子さんが「さよなら渓谷」「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「そして父になる」で主演女優賞を受賞、松田龍平さんが「舟を編む」で主演男優賞を受賞した。
このほか、日本映画脚本賞は「共喰い」の荒井晴彦さん、助演男優賞は「凶悪」「そして父になる」のリリー・フランキーさん、助演女優賞は「共喰い」「はじまりのみち」の田中裕子さんが受賞した。新人女優賞は「舟を編む」「シャニダールの花」などに出演した黒木華さん、新人男優賞は「少年H」に出演した吉岡竜輝さんが13歳の最年少で受賞した。