俳優の山崎賢人さん主演の映画「夏への扉 ーキミのいる未来へー」(三木孝浩監督、6月25日公開)の特別映像が5月16日、公開された。オンライン限定解禁特別映像の第1弾の、山崎さん演じる才能ある科学者・宗一郎を中心に描いた「時を超える宗一郎編」となる。
映画は、1956年にアメリカで発表された、ロバート・A・ハインラインの名作タイムトラベル小説が原作。山崎さんは罠にはめられ、すべてを失いながらも、未来を変えるため30年の時を超える科学者・高倉宗一郎を演じる。また、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に思う恩人の娘・璃子役を清原果耶さん、30年後に目覚めた宗一郎の手助けをする人間にそっくりなロボット役を藤木直人さんが演じる。
1995年の東京。ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎は、プラズマ蓄電池の完成を目前に控えていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社と発明途中のロボットや蓄電池を奪われてしまう。さらに宗一郎は人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めたときそこは、2025年の東京だった。宗一郎は変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う……というストーリー。主題歌はLiSAさんによる書き下ろし「サプライズ」。
「時を超える宗一郎編」は、宗一郎をメインに描いた映像となっており、宗一郎の大切な人である璃子と仲むつまじく過ごすシーンや、一方、未来で璃子が亡くなっている事実を知り絶望するシーンなど、宗一郎にとって璃子がいかに大切な存在なのかがうかがえる映像となっている。
※山崎賢人さんの「崎」は「たつさき」