モデルで俳優の冨永愛さんが1月11日、東京・寺田倉庫G1(東京都品川区)で行われた没入型展覧会「ゴッホ・アライブ 東京展」(1月6日~3月31日)の公式アンバサダー就任発表会に出席した。自身の過去のアート経験について「日本画を描いてみたこともあります。染色も。アートの体験は好きですね」と言及。染色を体験したのは、「息子の七五三のとき、羽織の絵を描いたんです。もう、ずいぶん昔の話ですね」とほほ笑んだ。
日本画に挑戦した理由は、「なんとなくですね。そこはフィーリングで。何を学びたいかなと考えたときに、日本画はもちろん西洋画もそうですけど、染料を自然のものから作ったりとか、ニカワを使って作ったり、そういうのがすごく面白いなと思った」と言い、「ここ(展覧会)も浮世絵が出てきますが、物事を写実的に捉える、みたいなところは面白いな、と思ったので日本画を選びました」と話した。
また、「芸術作品という意味ではファッションもアートの一つだと思っています。そうすると私もアートの中の一つの存在ということになる。その一つ一つの作品をつくるというのは正解がないわけですし、その表現って限りなくある。それがすごく面白い」と語った。
同展は、これまでに世界99都市を巡回し、900万人以上を動員してきた没入型展覧会。ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚のコンテンツを提供する。100都市目として東京で開催。東京展の公式アンバサダーに冨永さんが就任した。