映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「2019 エランドール賞」の授賞式が2月7日、東京都内で開かれ、新人賞を受賞した永野芽郁さん、田中圭さん、志尊淳さん、葵わかなさん、中村倫也さん、松岡茉優さんが出席した。永野さんに花束を渡すプレゼンターは佐藤健さんで、2018年に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の鈴愛と律のカップルの“再会”に会場からは歓声が上がった。
新人賞はスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画やテレビを背負って立つことが期待される俳優に贈られる賞。永野さんは「(舞台)裏にはボクテ(志尊さん)とマアくん(中村さん)がいて、久々に会ったのですが、何で(緊張するトロフィーの受け取り時に)隣にいてくれないかなあ……」と「半分、青い。」の役名でぼやいて会場を沸かせた。
プレゼンターの佐藤さんは永野さんについて「(半分、青い。)の現場では永野さんに驚かされてばかりの日々でした。鈴愛は膨大な量のせりふもですが、泣きのシーンが多いのです。毎日一発オーケーを出すものだから、我々は『すごいね』と言って、当たり前のことにしていました。ただ永野さんは弱音を吐かないだけで、一つ一つに準備をして、心を削って演技をしていたのは理解していたつもりです」とたたえた。
そして「お祝いの言葉とは違いますが、感謝の気持ちを伝えたい。あなたの存在がなければ、『半分、青い。』はありませんでした。あなたの18歳の時期をささげてくれてありがとうございました」とお辞儀をし、永野さんを喜ばせていた。
授賞式には「半分、青い。」のキャストやスタッフが次々と登場。志尊さんと中村さんに加えて、志尊さんのプレゼンターには井川遥さんも登場。同作でプロデューサー賞を受賞した勝田夏子さんの受賞時には、脚本の北川悦吏子も登場した。