アニメ「寄生獣 セイの格率」(日本テレビ他、10月から放送)
島崎信長、平野綾、花澤香菜からスペシャルメッセージ
寄生獣 : 話題のアニメ版で平野綾らが会見 新キャストに沢城みゆきら
岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」のテレビアニメ版「寄生獣 セイの格率」(日本テレビ、10月から放送)の会見が8月15日、東京都内で開かれ、主人公の泉新一役の島崎信長さん、新一に取り付いた寄生生物(パラサイト)のミギー役の平野綾さん、幼なじみの村野里美役の花澤香菜さんら出演声優が登場。ミギーの声を男性の声で読んでいたという平野さんは「原作が大好きなので何でミギーが自分なんだろうと思ったりもしましたが、自分なりのミギーを作っていけたら」と意気込みを語った。
「寄生獣」は、1989~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載。人間に寄生して恐ろしい力で人間を捕食するパラサイトの脅威に、パラサイトの「ミギー」が右手に寄生した高校生の新一が悩みながらも立ち向かう姿などを描いている。コミックスの累計発行部数が1100万部を突破するなど、90年代を代表する人気作となった。
会見ではアニメ版に付いたサブタイトル「セイの格率」の語源について、行為規則を表す哲学用語や「セイ」という言葉にさまざまな意味合いを持たせたと説明。また、新たなキャスト陣も発表。新一の中に人間以外の存在を感じ、徐々に新一に興味を抱くようになる君嶋加奈役を沢城みゆきさんが務めるほか、高い知能を持つパラサイトで、新一やミギーにも影響を与える田宮良子役を田中敦子さん、快楽殺人鬼の浦上役を吉野裕行さんが担当。安野希世乃さん、前田玲奈さんらも出演する。
88年に生まれたという島崎さんは「舞台が現代になって、メガネをかけていたりしますが、中身は変わっていないと原作ファンの方にも安心して見ていただけるはず。メガネは新一の成長を表現するギミック」とコメント。マネジャーから人生のバイブルだと言われてオーディションに臨んだという花澤さんは「役が決まってマネジャーとハイタッチしました」と笑顔を見せた。