女優の戸田恵梨香さんが20日、東京都内で行われた映画「デスノート Light up the NEW world」(佐藤信介監督、10月29日公開)のジャパンプレミアに登場。映画は2006年公開の「デスノート」の続編で、再び「ミサミサ」の愛称で知られる弥海砂を演じた戸田さんは、客席のファンから「エリカ~」「ミサミサ~」と声援が飛ぶと、「ありがとうございます」とにっこり。10年ぶりのミサミサ再演については「プレッシャーがすごい。ミサミサがアイドルから女優になって、どこを取り戻して、どこを捨てればいいのか難しかった」と語ってみせた。
また戸田さんは「当時、俳優デビューして1年もたたない頃で、撮影はいっぱいいっぱいでした」と前作を振り返ると、「自分の仕事ってこういう仕事だって自覚した大きな作品でした。大きなかけがえのない作品というのは間違いない」としみじみとしていた。
「デスノート」は、大場つぐみさんが原作、小畑健さんが作画を手がけ、2003~06年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された大人気マンガ。名前を書かれた者が死ぬ「デスノート」を手に、自分の正義で犯罪者を裁き“理想郷”を作ろうとする夜神月(やがみ・らいと)と、名探偵「L」が頭脳戦を展開するストーリーで、テレビアニメや実写映画、舞台、ドラマにもなった。
「デスノート Light up the NEW world」は、夜神月を藤原竜也さん、Lを松山ケンイチさんが演じた前作「デスノート」から10年後が舞台で、東出昌大さんが「デスノート対策本部」のエース捜査官の三島創、池松壮亮さんが名探偵「L」の後継者・竜崎、菅田将暉さんがキラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑優輝を演じる、壮絶な頭脳戦・デスノート争奪戦が繰り広げられる。
ジャパンプレミアには戸田さん、東出さん、池松さん、菅田さんに加え、“史上最悪のデスノート所有者”青井さくら役の川栄李奈さんらも登場した。