女優の黒谷友香さんが8月4日、東京都内で行われた、高島礼子さんとのダブル主演映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」(松村克弥監督、8月20日公開)の公開直前イベントに白いワンピース姿で登場した。ワンピースはロングカフスや、スカーフのような装飾が特徴的な技ありデザイン。巻きスカート風のスリットからすらりと伸びた美脚を見せていた。
髪はふんわりとした一つ結びにし、大ぶりのイヤリング、華奢(きゃしゃ)なサンダルを合わせた大人のワンピーススタイルだった。
イベントには、高島さん、俳優の城之内正明さん、松村監督も登場した。
映画は、劇作家・演出家の田中千禾夫さんが1959年に発表し、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した戯曲「マリアの首-幻に長崎を想う曲」が原作。昭和32年の被爆後の長崎を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を人知れず運び出そうとする2人の女性の姿を描く。