連続ドラマ「Destiny」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の取材会が最終回放送当日の6月4日にテレビ朝日(東京都港区)で行われ、主演の石原さとみさんが出席した。最終回直前にもかかわらず集まった多くの記者の数に「きょう最終回ですよね?」と目を丸くした石原さんは「(最終回放送日の)午後5時半で取材会なんて人生で初めてです……集まっていただきありがとうございます!」と笑顔であいさつし、取材会は和やかなムードで行われた。
初回~第8話の見逃し配信の累計再生数が2400万回(ビデオリサーチ調べ、4月9日~6月2日計測)を記録し、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続ける今作。石原さんは「びっくりするぐらい反響をいただきまして、海外旅行に行っている友達も配信で見てくれたり、配信の力を今回すごく感じました。多くの方に見ていただいているなと実感します!」と喜んだ。
また「2年前に子供が生まれてから生活が180度変わった」と語り、「(映画)『ミッシング』も今作も、心から挑戦したいと思える作品で、(撮影は)命懸けでした。自分を削りながらでも挑戦したいと思える作品でした。(子育てと両立するスケジュールは)乗り越えるには一人では無理でした。今まで以上に家族、キャストへの感謝であふれています」と述べた。
サプライズで、相手役の亀梨和也さんの手紙が届き、司会から「久しぶりの連続ドラマの撮影で環境が違う中、大変な部分もあったと思いますが、石原さんの熱量に刺激をうけながら、奏と真樹として生きられたこと感謝いたします」と読み上げられると、「うれしい! こういう字を書かれるんですね。字もカッコいい!」と笑顔を浮かべた。
そして、最終回については「奏の運命というものに対してどういう決断をするのか楽しみにしていただけたら」とアピールした。
ドラマは、「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズなどで知られる脚本家・吉田紀子さんのオリジナル作。横浜地検検事の奏(石原さん)が、大学時代の恋人・真樹(亀梨さん)との12年ぶりの再会を機に、大学時代の事件と、東京地検の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介さん)の死の真相に向き合うサスペンス&ラブストーリー。