俳優の菅田将暉さんが、米DCコミックスのヒーロー・シャザムが登場する映画「シャザム!」(デヴィッド・F・サンドバーグ監督、4月19日公開)の日本語吹き替え版で、主人公・シャザムの声優を務めることが3月26日、分かった。菅田さんは、洋画実写作品の声優に初挑戦。今作は、菅田さんも出演していた実写映画「銀魂」シリーズなどで知られる福田雄一監督が監修と演出を務めており、同日、東京都内で開催されたイベントで発表された。
この日、菅田さんはイベントを欠席したものの、ビデオメッセージで「福田さんからのオファーということもあったので、僕としては深夜ドラマとかの(枠と思った)。しかもこのスパン(の短さ)」「『また低予算系かな』と思っていたら、『なんかえらいドでかい仕事来たな!』ということで、すごいびっくりしました」とコメント。
特撮ドラマ「仮面ライダーW」に続き、2度目のヒーロー役を演じる菅田さんは「アクションのシーンのうめき声とか、吐息みたいなのを俺が『ムズいな、どうやって当てようかな』なんて思っていたら、福田さんに『ライダーの時を思い出して!』って言われて。やったら一発OKでしたね」と収録を振り返った。この日のイベントには、福田監督と佐藤二朗さんが出席した。
「シャザム!」は、DCユニバース初のコメディー。いまどきの悪ガキ、ビリー・バットソンが、謎の魔術師からスーパーパワーを授けられ、スーパーヒーローに変身する……というストーリー。