大ヒット作「ターミネーター2」(1991年)の正当な続編となるシリーズ最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」(ティム・ミラー監督)のティザー予告とポスタービジュアルが6月6日、公開された。ティザー予告では、リンダ・ハミルトンさん演じるサラ・コナーと、アーノルド・シュワルツェネッガーさん演じる看板キャラクター、ターミネーターT-800が登場している。また、映画の公開日は11月8日に決定した。
「ターミネーター:ニュー・フェイト」は、「ターミネーター」(1984年)、「ターミネーター2」を築いたジェームズ・キャメロンさん、シュワルツェネッガーさん、ハミルトンさんが約30年ぶりに再集結し、「ターミネーター2」のその後の世界を描く作品。
キャメロンさんは、「ターミネーター」シリーズの生みの親で、「ターミネーター2」以降、シリーズの権利が手元から離れていたが、今回製作に復帰。「ターミネーター2」以降、「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたハミルトンさんは、「本作は最初の2作品のように響くものよ」と語り、再び出演を決めたことも大きな話題となっている。
「ターミネーター」「ターミネーター2」で、サラは地球上の全人類、世界の命運を握る息子のジョン・コナーをスカイネットの脅威から守るべく人類たった一人で死闘を繰り広げた。キャメロンさんは、「みんなサラ・コナーがどんな時間を過ごして、どんな未来を生きてきたのかを見たいだろうと思ったんだ」と語っており、「ターミネーター2」以降、サラ・コナーがどのような人生を歩んできたのかが明らかとなる。
「ターミネーター2」では、映画史に残る名言「I’ll be back」を残し、ラストシーンでは溶鉱炉へと沈んだT-800。ティザー予告では、おなじみの黒サングラスをかけたサラ・コナーの姿のほか、歳を重ねたように見えるT-800の姿が登場する。
そのほか、今作では、ナタリア・レイエスさん演じる女性ダニー・ラモス、液体金属で自身の分身を作り出し「ターミネーター2」のT-1000がさらに進化を遂げたようなシリーズ最強を予感させる、ガブリエル・ルナさん演じる最新型のターミネーターREV-9、ダニーを守るためにREV-9と対峙(たいじ)するマッケンジー・デイビスさん演じる謎のベールに包まれた女性グレースも登場する。