日本最大級のきものイベント「きものクイーンコンテスト2014」が15日、浅草公会堂(東京都台東区)で開かれ、クイーンに東京都出身の女優、小澤美里さん(23)が輝いた。スペシャルゲストとして登場した女優の剛力彩芽さんからタスキとトロフィーを受け取った小澤さんは「すごくドキドキしています。雪で大丈夫かなと思っていましたが、こうしてきれいに着物も着て、こういう素敵な賞をいただけてうれしいです」と受賞を喜んだ。
同コンテストは、ハクビ京都きもの学院とオスカープロモーションが共同で企画・運営している「きもの美人日本一」を決定するイベント。今年は6657人が応募し、選ばれた約300人が会場に集まり、振り袖の部、礼装の部、カジュアル・アンティークの部の3部門で審査を受けた。
受賞式後に、剛力さんや審査員を務めた女優の小芝風花さんと報道陣の取材に応じた小澤さんは「緊張して真っ白で、どうしたらいいかわからない。でもすごいうれしい」と笑顔。小澤さんの顔立ちに思わず「すごいかわいい」と話した小芝さんは、自身よりも小澤さんが年上とわかると「23歳と知らずかわいいと言ってしまい、すいません。美しいです!」と訂正し、笑わせていた。
小澤さんは現在、舞台などに出演し、目標は柴咲コウさんだといい、「歌も歌ったり、お芝居も上手で素敵だなと思う。(自身も)これからもっと(活動の幅を)広げていけたら」と抱負を語った。
準クイーンには神奈川県出身の学生、角野友紀さん(22)と神奈川県出身の高校生、清水彩絵さん(17)を選出。東京都出身の大学2年生・吉田恭樺さん(20)がオスカープロモーション賞に輝き、芸能界デビューの道が開かれる。