女優の中谷美紀さんが10月1日、東京都内で開かれたWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 東野圭吾 『片想い』」の舞台あいさつに黒のパンツスーツ姿で登場した。体は女だが心は男という性同一性障害の難役に挑んだ中谷さんは「男性らしさを追求した。桐谷(健太)さんに負けないよう筋トレをして、ヒレステーキや卵を食べて、プロテインを増やしたのですが、なかなか難しい。男になりきれないと感じた」と明かした。
ドラマは、東野圭吾さんの長編ミステリー小説(文春文庫)が原作。スポーツライターの西脇哲朗(桐谷さん)は、ある日、早田幸弘(大谷亮平さん)ら大学時代に所属していたアメリカンフットボール部のチームメートと同窓会を開いた帰り道、大学のグラウンドに忍び込み、仲間の1人だった日浦美月(中谷さん)と遭遇する。異様な雰囲気の美月は「人を殺した」と言い、哲朗や西脇理沙子(国仲涼子さん)らに性同一性障害だと告白する……というストーリー。WOWOWプライムで21日から毎週土曜午後10時に放送される。全6話で、第1話は無料。
舞台あいさつには、桐谷さん、国仲さん、大谷さん、永田琴監督も出席した。